マレーシア　ドバイ　ビジネスマンの日常

ドバイセントラルバンクは、外国人の住宅用不動産の購入に関して、新しい規制を実施する可能性があります。

新しい規制は、ローンに関する規制です。
外国人が住宅用不動産を購入する場合には、一軒目に関しては住宅価格の50%まで、二軒目に関しては住宅価格の40%までに、ローンが制限されます。一方、UAE国民の場合には、一軒目が住宅価格の70%まで、二軒目で60%までのローンが提供されます。

世界金融危機の際に、ドバイの住宅用不動産価格は、65%下落しました。現在は、不動産市場は回復の兆しを見せています。専門家によれば、この新しい規制により、住宅価格が半年で10%、年間で20%低下した場合に、不動産取引が60%下落する可能性があるとのことです。一方でこの規制によって、長期的には不動産セクターがより強くなるとも考えられています。

ドバイショックの経験から、不動産価格の過度な価格上昇を抑える対策をとるようです。
不動産価格の回復の兆しは、ドバイがドバイショックから立ち直っている一つの指標と考えられるでしょう。

参考
Dubai Property Bubble Re-Emerges?