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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2013年02月20日

ドバイで省エネビジネス

LED電球、太陽光パネル、節電設備等、日本の省エネ技術は世界的にもトップレベルです。そのためか、省エネ技術をドバイに売り込めないかとのお問い合わせをよく頂きます。

ドバイ首長国は、資源国ではありません。日本ではあまり知られていませんが、ドバイでは石油が産出しません。UAEが産油国なのは、お隣のアブダビから石油が産出するからなのです。このような事から、ドバイは石油に頼らない道を模索して、40年以上前から経済都市を目指して開発を進めてきたのです。

それならドバイでは省エネ技術の需要が大きいのではないか。そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かに省エネ技術は求められています。しかしながら、日本とは事情が異なるようです。

ドバイのガソリン価格をご存知でしょうか。ブルームバーグの調査によれば、一リットルあたり46セントです。石油は同じ首長国の兄貴分のアブダビから来ます。石油が無く高価格⇒だから省エネ、とはならないのです。

ドバイを含めた中東諸国は石油で潤っています。しかし石油の使用は、CO2を排出してしまいます。かれらが潤えば潤うほど、CO2排出を後押しすることになるのです。そのため、中東諸国が省エネ技術を欲しているのは、CO2削減に貢献している事を世界にアピールすることが、最も重要な要因のようです。

このポイントに対して売り込めるような省エネ技術であれば、日本企業の参入の余地が十分にありそうです。

参考
UAE has the world’s fifth cheapest petrol  

Posted by Taka Hashimoto at 14:30Comments(2)ドバイ省エネビジネス